症状・疾患

脂質異常症

血液ドロドロは体からのSOS!脂質異常症の治療と、健康のための「食事と習慣」

「健康診断の結果で、コレステロールの値が少し高めだった…」
「再検査って書いてあるけど、特に痛みもないし、放っておいても大丈夫かな?」
もしそんな風に思われているなら、あなたの体からの大切なSOSのサインを無視することになるかもしれません。

今回は、脂質異常症の正体を分かりやすく解説しながら、どうすれば健やかな毎日を守れるのか、そのステップを丁寧にお届けします!

1. そもそも「脂質異常症」って?

脂質異常症とは、血液中の「脂質(あぶら)」のバランスが崩れてしまっている状態のことです。

具体的には、以下の3つのいずれか(または複数)が当てはまると診断されます。

  • LDLコレステロール(悪玉)が多い:増えすぎると血管の壁に溜まります。
  • HDLコレステロール(善玉)が少ない:血管に溜まった余分な脂質を回収する力が弱まります。
  • 中性脂肪(トリグリセライド)が多い:主に食事やアルコールの影響を受けやすく、増えすぎると悪玉を助長します。

自分では自覚症状がまったくないのがこの病気の特徴。ですが体の中では、脂質が多く含まれることで血液がドロドロになり、血管が少しずつ硬く、狭くなってしまう「動脈硬化」が進んでいます。

脂質異常症を放置するのは、実は「ホースの中に泥を流し続けている」のと同じくらい血管に負担をかけています。

血管に脂質が溜まり、動脈硬化が進むと、ある日突然、血管が詰まってしまうことがあります。その結果、心筋梗塞や脳梗塞といった、命に関わる病気を引き起こすリスクが数倍に跳ね上がることも。これらは「沈黙の病」と呼ばれ、気づいた時には手遅れということも少なくありません。自分と家族の未来を守るために、数値が安定しているうちのケアが大切です。

2. 脂質異常症、セルフチェックのポイント

脂質異常症自体に「痛み」はありませんが、生活習慣の中にリスクのヒントが隠れています。

【食生活や習慣のサイン】

  • 揚げ物や肉の脂身、こってりした食事が大好き
  • お菓子やジュース、果物などの甘いものをよく摂る
  • お酒を毎日飲む、または一回の量が多い
  • 運動不足を感じている(歩くことが少ない)
  • タバコを吸っている

【体型や体質のサイン】

  • 健康診断で「メタボリックシンドローム」の指摘を受けた
  • お腹周りが気になってきた(内臓脂肪型肥満)
  • 親族にコレステロールが高かったり、心筋梗塞などを起こしたりした人がいる

3. 脂質異常症になりやすい人の特徴

「たくさん食べていないのに、なぜか数値が高い…」という方もいらっしゃいます。原因は食べ過ぎだけではありません。

  • 食習慣が偏っている人:飽和脂肪酸(肉の脂やバターなど)の摂りすぎは、悪玉コレステロールを増やします。
  • 運動が苦手な人:運動不足は善玉コレステロールを減らし、中性脂肪を増やす原因になります。
  • ストレスが多い人:ストレスはホルモンバランスを崩し、脂質代謝に影響を与えます。
  • 女性(閉経後):女性ホルモンの減少により、急激にコレステロール値が上がりやすくなります。
  • 遺伝的要因(家族性):体質的に脂質を処理する力が弱く、若いうちから数値が高くなる方もいます。

4. サラサラ血液を取り戻すために

糖尿病は「贅沢病」だと思われがちですが、実は日本人は「体質的」になりやすい傾向があります。

「脂質異常症かも…」と思ったら、まずは医療機関へ相談してみましょう。

検査は採血だけでOK!

「大掛かりな検査が必要なのかな?」と心配される必要はありません。脂質異常症の診断は、腕からの採血だけで終わる簡単な検査です。

必要な場合は「お薬」でサポート

血液検査の結果を見て、医師の判断でお薬を処方して数値をコントロールします。
最近のお薬は非常に効果が高く、副作用も少ないものが増えています。

気になる費用は?

脂質異常症の血液検査の費用は、保険適用(3割負担)の方の場合、およそ1,500円~2,500円が目安です。これには、初診料・再診料、採血料、検査料などが含まれます。

また、症状によって処方されるお薬の内容は変わります。お薬の種類によって薬局でかかる費用も異なります。

「食事」と「運動」も大切な治療

もちろんお薬を飲むだけではなく、生活習慣の見直しも大切な治療の過程。

  • 食事:お魚や納豆、海藻、野菜などを積極的に取り入れ、食物繊維を味方につけましょう。ココナラ巽クリニックには管理栄養士も在籍していますので、必要に応じて栄養指導も可能です。
  • 運動:1日30分程度のウォーキングからでも十分な運動習慣になってきます。またココナラ巽クリニックの2階には様々なセルフトレーニングが可能な空間やトレーニングマシンも充実。無理なく続けられる運動方法を提案します。

当院で健康的な「食事と習慣」を身につけませんか?

血管は、あなたの全身に栄養を届ける大切なルートです。
その血管が若々しく、しなやかであるかどうかで、10年後、20年後の健康状態は大きく変わってきます。

ココナラ巽クリニックには理学療法士、管理栄養士といった食事や運動の専門家も在籍しているので、医師の診察やお薬の処方といった医療的なサポートと合わせて健康習慣を一緒に考えていくことも出来るクリニックです。

脂質異常症は、「このままだと血管が大変だよ!」と体が出してくれている、ありがたいSOS!
「数値がちょっと高いだけで病院なんて…」と遠慮せず、まずは一度お話を聞かせてください。

今回のまとめ

  • 脂質異常症は「血管に脂が溜まる」放置厳禁なサイン。
  • 自覚症状がないからこそ、早めのチェックが将来を守る鍵。
  • 食事と運動の見直しで、血液は劇的に改善する!
  • 体質や状況に合わせて、お薬での治療も可能。
  • 理学療法士の運動指導や、管理栄養士の栄養指導も受けられる!

「健康診断の数値がちょっと気になる…」と思ったら、まずは一度ココナラ巽クリニックにご相談下さい。